介護職の休日事情とは

介護士は、介護の対象者を常にサポートすることを求められる仕事であるだけに、他の職種のように土日や年末年始などに常に休みを取れるわけではありません。しかしながら、だからと言って全く休みが取れないということではありません。介護の仕事は大きなストレスを受けやすいため適度に休みを取ってリフレッシュすることは不可欠です。さらに働き方改革を受けて労働条件を改善するためにも、多くの介護事業者において法定日数以上の休日を取得することが認められているのです。

ただし、前述のように介護の仕事は土日であっても全員が休むことはできないため、どうしても平日に休暇を取得するケースが多くなります。とはいえ、平日に休むことにもさまざまなメリットもあります。例えば、平日であれば週末は激しく混雑するディズニーランドなどの人気スポットで快適に過ごすことができますし、外食するにしてもリーズナブルな平日ランチなどを利用しやすいのです。そのため、自分一人で楽しめる趣味を持っていたり、人混みが苦手だというような人にとっては、介護職の勤務体系は非常に魅力的なものとなるでしょう。

また、介護職であっても有給休暇を取得することは可能ですので、週末に勤務シフトが組まれていたとしても、常に土日に出勤しなければならないという訳ではありません。交代要員を確保することは必要であるものの、有給を使って土日に休めば、週末が休みの配偶者や子供との時間を過ごすことも可能です。